新規事業・経営改善

新規事業 「自社泉源からの温泉水供給事業」(その1) 事業の概要

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協和地建コンサルタントでは、当社の技術やノウハウを活かした新規事業として、「自社泉源からの温泉水供給事業」の検討を進めています。本事業は、まだ実施段階にはありませんが、その進捗状況についてこのブログでご紹介し、興味を持って頂ける方からのご意見も頂きながら、実現を目指していきたいと考えています。

新規事業立案の背景

当社は、創業当時から、「地下水」に着目して仕事をしてきた会社です。島根県内を中心に数々の温泉開発や深井戸の掘削を成功させてきました。

協和地建コンサルタント 温泉開発・井戸掘削実績

その地下に存在する水源(いわゆる地下水)は、工業、農業、観光振興など、多様な活用の可能性を有する貴重な地域資源の一つです。特に、温泉水については、宿泊施設や入浴施設に留まらず、様々な活用がなされつつあります。山陰地域の福祉施設においても、差別化の一つとして、温泉入浴施設を備える事例がみられます。

しかし、新規の温泉開発には大きな資金が必要となること、事前調査で可能性があることが分かっていても、実際には温泉が湧出しない可能性もゼロではないことなどにより、事業者の方々は投資の決断をしにくい実態があります。

一方、協和地建コンサルタントには、長年の業務実績から、山陰地域において高い確度で温泉湧出が期待されるエリアに関するデータやノウハウが存在しています。せっかく温泉湧出の可能性がある地域において、その資源を活用しないのは、非常にもったいないことです。そこで、温泉掘削を自社にて実施し、温泉水の提供から維持管理までを一貫したサービスとしてお客様に提供する新規事業を計画しようと考えたものです。

一見博打のような事業に思われるかもしれません。「それで温泉出なかったらお宅(当社)はどうするんだ。」と誰も考えると思います。当然ながらどの場所でも取り組める事業ではありません。まずもって温泉湧出の確度の高い地域・地点において実施し、また、お客様と当社とが想定されるリスクを適切に分担した契約を締結し、その上で事業に着手しようとするものです。当社が大きなリスクを取ることには間違いありませんが、決して博打の事業ではありません。

本事業は、島根県の「建設産業新分野進出支援事業助成金」を受けて今年度検討調査を実施しています。また、「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律」第9条第1項の規定に基づく、経営革新計画の承認を受けています。

検討の進捗状況はこのブログに適宜掲載していきます。

興味を持って頂けるお客様からのお問い合わせをお待ちしております。

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