若手社員×社長 クロストーク

CROSS TALK社長×社員クロストーク

 

岡崎さんが入社されたきっかけを教えてください。

岡崎さん:

大学の先生からの紹介で、こういう会社があるけどどうですか?という形で一回話をさせてもらってからです。

 

石倉社長:

岡崎さんは、島根大学の総合理工学部地球資源環境学科なんですけど、そこの卒業生にこれまでも会社を支えてもらっています。
当社は、「地質」に関する仕事をする会社なので、しっかりと地質を学んだ人に継続的に来てほしいなっていう思いがありました。
大学とも長いお付き合いなので、個別にお願いしに行くことも結構あります。
今年どういう人がいますか?とか、そういう中で紹介していただきましたね。

 

インタビュワー:

その中で岡崎さんがマッチしたと。

 

石倉社長:

よくぞ来ていただいた(笑)。地元にも同業他社があるんですけど、各社色々得意分野もあるし、
学生さんそれぞれの希望とかもあるので、なかなか選べる状況じゃないですけどね。

 

石倉社長の最初の印象はどうでした?

岡崎さん:

姿勢よく歩いてこられた姿…というか歩くのが早いっていう印象がすごく残ってます笑
仕事できて早そうだなーって思いました。
直接話した印象は、社長のイメージって私の中では近寄りがたいじゃないですけど、そんなに話すイメージがないんですけど、
でも石倉社長は近い感覚でお話できるなって思いました。
失礼かもしれませんけど(笑)

 

 

いまされているお仕事の事を教えてください。

岡崎さん:

今年度に入ってからしている仕事は、水源井戸の掘削工事の施工管理をしているのと、あとはボーリングコアの観察ですね。
かなり数量の多い地質調査の仕事で、ボーリングのコアを観察して所見を書いたり、岩盤の柱状図を作成したりとかしています。
去年は、個人さんのお家の水井戸の調査、設計、施工の管理、受け渡し説明までを一貫してする仕事が結構ありました。
ほかには、道路改良で山を切ったときに、周辺の井戸にどういう影響が出そうかというところの推測、そのあとに水位観測を行って影響が出ているかどうかを長期的にモニタリングするとか、そういった仕事をしていました。

 

石倉社長:

さっき出た井戸の話でいうと、
「ここを何メートル掘ってください。」
「わかりました。」
といって施工するのも、水源開発、いわゆる井戸掘り屋の仕事だけど、
「この辺は水がでますかね。」
というところからスタートして、「この地域だったらここの辺をこれくらい掘ったら水が出る可能性がありますよ。」
「裏付けとしてこういうデータがあります。」
という提案につなげて
「じゃあこの深さこ、の金額でじゃあお願いします。」
という風に進めるのが当社の仕事です。
「水が出るか出ないか」「どのくらい掘ったらどの程度出るのか」という情報を技術的な観点から提案できるのが当社の水源開発の強みなので、
そういった仕事を去年なんかたくさんやってもらったね。
で、全部成功してるよね(笑)

 

岡崎さん:

そうですね(笑)

 

 

インタビュワー:

現場も結構いかれるんですか?

 

岡崎さん:

行きますね。
仕事にもよるんですけど、例えば水位観測だったりデータを取りに行ったりっていう現場もありますし、人手がないときは、水中ポンプを挿入したりする仕事の手伝いとかもしますね。

 

石倉社長:

最初の仕事はなんだった?

 

岡崎さん:

発電所の冷却水を取得するための井戸のどこを掘るかという踏査をしたのが最初です。
実際に現場を歩いて、地質分布や地質構造とかを調べて地質図を作って、その結果に基いて井戸の計画を立てました。

 

 

入社してからの心境の変化

岡崎さん:

最初私が入社したときは、部署の先輩は一番若い人でも歳が20歳以上離れてて、みなさんが当たり前のことが全然わかっていない状況だったんです。
どこを聞いて、どこは自分で考えなきゃいけないのかというところが難しくて、分からないところで止まったりとかしていたんですけど、
今は「これは聞いたほうが早い」「これは自分で調べなきゃいけない」というのがある程度分かるようになってきました。
聞いたほうがいいことはどんどん聞いていく方がいいんですよね。
最初は、「どうしてですか?」って聞いて、そのままだったんです。
今では、”じゃあなんでそうしなきゃいけないのか”とかをきちんと聞いて後で自分で調べれるようにはなったかなと思います。

 

石倉社長:

技術的な判断力がついてきたんだと思う。
まあそういう実感があるというのはいいんじゃないかな。成長した証だね。

 

仕事をする上で気をつけている事、やりがいなどを教えてください。

岡崎さん:

自分では出来ない現場の作業、たとえば井戸を掘る、測量する、資材の搬入、などの自分だけではできない事の指示やお願いは出来る限り早めにするようにしています。
この業界って40代以上の方が多くて、役所の方だったりお客さんに、若くて女性なので最初は「えっ」て言われることが多いんですよね。
私でよかったのかな、大丈夫だったかな、とか思うことも結構多くて…。
でもその仕事が終わったあとに、その担当者さんから、別の案件の相談で私宛に電話してもらえたりとかして、そういう時、「認めてもらえたのかな、嬉しいなぁ」って思うことが多いですね。
私で大丈夫だったんだ、って思います。

 

石倉社長:

相談がくるってことは、大丈夫のラインを大きく超えてたんだね(笑)。すばらしい。

 

岡崎さん:

今は、現場(施工)の事もさせてもらえるようになったので、現場サイドの立場や気持ちも分かるように勉強して、それも反映した調査や設計が出来るようになりたいです。

 

石倉社長に聞いてみたい事とかありますか?

岡崎さん:

今までは与えられた仕事をとにかく頑張ってきたつもりなんですけど、どういう人になってほしいというか、どういう方向に行ってほしいというか…。

 

石倉社長:

分野としては、今の水源開発などの方が向いてると思うよ。
岡崎さんは、「仕様書がない仕事」ができるタイプだから。自分で仕様書を書いて新しい仕事を創れる技術者になれる素養がある。
総じていえば「協和地建に岡崎あり」で、岡崎さん指名で仕事が来るようになってくれれば嬉しいかな。

 

最後に学生や入社を希望されている方にメッセージをお願いします。

以前会社訪問に来てくださった方に「どういう後輩に入ってほしいですか?」 という質問をされたことがあるんですよ。
私がそんなこと言っていいのかなって思って悩んだんですけど、入ってくれたらとりあえず嬉しいって話をしていました(笑)

 

会社に入って楽しいことも、自分の成長を感じたりすることもあるんですけど、どうしても辛かったりすることもあるんですよ。
やだなーって思うことも。
そういった時に、それでもどうにか乗り越えて一緒にやっていこうと思ってくれる人がいいなって思います。
若いうちからでも挑戦させてもらえますし、結構早いうちからでも担当を持たせてもらったりもして、どちらかというとやりながら覚える事が多いと思います。
成長させてもらえる環境だと思うので一緒に頑張りましょう!