土江さんが入社されたきっかけを教えてください。
僕は松江工業高校出身なんですけど、学校で地質調査というもの学びました。
建物を建てる上で地質調査というものはとても重要な仕事だということを教えてもらい興味を持ちました。
先生に地質調査で何かいい会社がないか聞いたところ、その時に紹介してもらったのが協和地建コンサルタントでした。
母校の先輩方もたくさんおられていい会社だと言われ、高校三年生の夏に会社訪問に来た時に実際にボーリングのコアというものを見せてもらいました。
コアは色も全然違うし、砂だったり岩だったり、層ごとに地層が全然違って面白いなと思いました。
普段目にすることができない地面の中というものが、すごく不思議に感じられ、僕も将来こんな風にきれいにコアを取れるようになりたいなと思い、この会社を選びます。
石倉社長:
いろいろな地質、地層が見れるようなコアをその時見せてもらったの?
土江さん:
はい。普段、地面の中なんて全然分からないので、ここは砂の層で、その下は粘土で、というのがとても面白いなあと。
石倉社長:
綺麗に取れてた?
土江さん:
はい。
石倉社長:
コアも綺麗にとれているのとそうでないものとか色々あるからね。
松江工業の先輩の井上さんとか取るコアは本当に綺麗だなって思うよね。目標の一人だね。
最初の仕事の事を教えてください。
土江さん:
最初は松江市内の保育園でのボーリング調査でした。
石倉社長:
どんな感じだった?
土江さん:
学校で習った写真で見たような感じで、ボーリングマシンに乗って機長さんがコアを取っておられて、想像したとおりの感じでした。
石倉社長:
その時は何をしたの?
土江さん:
その時は初めてロッドという鉄のパイプのようなものをつなぐ仕事をさせてもらいました。
最初はちょっと重くてつなげるのが大変だったんですけど、慣れてきたらどんどんつなげれるようになっていきました。
現場では力仕事が多いので最初は出来るかなって思ってたんですけど、手伝ってもらったりゆっくりでいいよって言ってもらったり、優しくしてもらいました。
現場を重ねるごとに段々力もついてきて出来るようになりました。
今してみたい仕事とかありますか?
土江さん:
今は助手としての作業が中心で、実際にマシンを操作したりとかはしていないのですが、
合間合間で、先輩の方がこれはこうやって動かすんだよ、と教えてくださるので早く挑戦してみたいなと思っています。
石倉社長:
実際に機長としてボーリングマシンを動かして仕事を完結させるのはもう少し先のステップになると思うから、まずは助手の仕事をしっかり出来るようになって精度を高めていってほしいな。
そこから徐々にレベルアップしてくれたらいいと思う。
土江さん:
最初のころは初めての作業ばかりで、現場で先輩方が言ってくださることをそのままやっていたんですけど、やっていくうちに仕事の全体像が見えて、次はこういう作業するから、こういう準備をすればいいんだなっていうのも分かってきて、先を読んで行動出来る力がついたのかなって思いました。
石倉社長:
先読みしてやっていかないとね。
現場の状況も刻一刻と変わるから、準備していたけど今はこっちだなっていうのもある。それが経験で段々できるようになってきたというのは、力がついた証拠なんじゃないかな。
あとほかに変化はある?
土江さん:
最初の年に背が伸びましたね(笑)
体重も増えて体も成長してるなというのがありました。
石倉社長:
最初の年は5cm伸びたんだっけ?
土江さん:
はい。最初の年、身長が5cm伸びてびっくりしました(笑)
で、先週、健康診断に行ったんですけど今年はあんまり変わってなくて止まったのかなって…。
ちょっと期待してたんですけど残念です(笑)
石倉社長:
じゃあ来年はもう少し伸びるかもね。
入社すると背が伸びると(笑)
仕事のやりがいなどを教えてください?
土江さん:
助手としての作業なんですけど、自分が調査したところに建物が建つと、あそこの建物は自分が調査したんだな、っていう実感があります。
先週、松江市内の現場で井戸掘りをしたんですが、実際にポンプを入れて水が汲み上がったときに家の方から「ああ、水が上がったんだね。ありがとう。」と、
言われたときにこの仕事をしてよかったなと思いました。
石倉社長:
井戸掘りは直接お客さまからの声が聞けるからいいよね。お客さまに喜んでもらえたという実感がある。
土江さん:
そうですね。
あと、協和地建コンサルタントは、社員のみなさんがとても仲が良くて、アットホームな会社だなって思います。
分からないことがあると先輩方が分かるまで優しく教えてくださいますし、会社にレクリエーション部というチームがあって、懇親会やイベントなどを開催しているんですが、
普段は現場に出ているので自部署のみなさんと喋ることが多いんですけど、イベントでは他部署の方とも交流ができてとてもいいと思います。
石倉社長:
アットホームな感じはある?
土江さん:
ありますね。帰るときに「お疲れさまでした」と言うとみなさんが、お疲れさまでしたと返してくださるところとか。
石倉社長:
それは当たり前じゃないか?(笑)
土江さん:
当たり前ですかね(笑) けどなんかいいなぁーって思います(笑)
活気がある会社にするために、気をつけている事はありますか?
石倉社長:
若い社員を採用するようになってから、自然と活気ある雰囲気になったと思いますね。
会社も組織だから、新しい人が入って、新しい風が吹くことで活性化する。
とにかく新卒を採用しないといけないと思っています。
人件費が増える、とかお金の計算ではなく、「若い人を雇う」と決めるところからスタートした結果、彼らが新しい風を吹かせてくれて社内を活性化してくれている。
そう感じます。
目標や夢は?
土江さん:
まだ助手の作業なので、早く機長として調査に出て一つの現場を任せてもらいたいなっていうのはありますね。
石倉社長:
現場をやって「協和地建に土江あり」っていう人財になってほしいな。
土江さん:
先輩方に技術を学んでどんどんやっていきたいなって思います。
最後に学生や入社を希望されている方にメッセージをお願いします。
土江さん:
この調査ボーリングという仕事に興味があって、僕みたいにコアを見てこんな仕事をしたいなって思ってくれる方に来てほしいです。
社員の皆さんも優しい方ばかりだし、分からないことも教えてくださるので、そんなに不安にならずに思い切って来ていただきたいです。
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