協和地建コンサルタントは、2010年4月13日に、ハートフルしまね(島根県公共土木施設愛護ボランティア支援制度)の愛護団体に認定されました。当社が担当する施設は、島根県の管理する国道432号のうち、松江市八雲町日吉の約700mの区間です。
これまで、昨年度は計4回(第1回、第2回、第3回、第4回)の活動を実施しました。この度、2011年4月22日(金)、平成23年度第1回目の活動(除草作業とごみ拾い)を行いました。
当社の担当している区間は、歩道に植樹が無い区間で、本来すっきりとした道路景観ですが、歩道の縁石脇から草が生え、場所によってはかなりの大きさ、範囲で生育しています。あまりに広がると見た目にも気になってきます。また、葉が“緑”の時期はいいですが、冬場になると草が枯れて殺伐とした雰囲気を醸し出します。特に背丈が伸びた草が枯れているのはあまりに見た目が悪く、気になります。そこで昨年度、春と秋、計4回にわたってこれらの草の除去(とごみ拾い)を行いました。今年もこれを継続する予定です。
ところで、昨年度の活動成果を評価して頂いたかどうか分かりませんが、2011年3月末に、島根県の方でハートフルしまねの“看板”を設置して頂きました。この看板は、県の予算に応じて順番に設置して頂くものです。当社の順番は2~3年後と聞いていましたが、早速設置して頂きました。ありがとうございました。職員にとっても励みになるようで、一層しっかりと作業しなければという気持ちになります。
さて、今年度第1回目の作業でしたが、次のような気づきがありました。
1.草の量は減った
昨年度、春と秋、2回にわたって歩道(特に縁石脇)の草を全て除去しましたが、今年もやはり草は生えてきました。植物の生命力、あなどれません。しかし、草取りの成果は現れていました。生えている草の量は、昨年度と比べて明らかに減っていました。場所によっては草の根がアスファルトの下深く入り込んでいて、株までは除去できなかったのですが、それ以外の場所では、根元から抜き取るようにしましたので、その分については今年は生えてきません。こうして草の量が減ったという成果をみると、作業を続けていくことの意味があるな、という気がして励みになります。
2.草の種類が変わった
昨年度、草取りを開始した時には、いくつかの種類のものが生えていました。昨年度は草を取ることしか考えていませんでしたので、草の種類までは把握していませんでしたが、何種類かありました。しかし、今年はほとんどがヨモギでした。昨年度もそれなりに生えていたのですが、全部ヨモギということはありませんでした。ヨモギは多年草なので地上部を刈り取っても地下の株が生きている訳ですが、特に成長が早いのが特徴のようなので、除草後にいち早く成長し、はびこったということかもしれません。
3.太く成長した草の根は朽ちない
昨年度除草した草のうち、かなりの大きさまで育ったものは、根がアスファルト深くまで入り込んでいるため、全て除去することができませんでした。しかし、多年草でなければいずれ朽ちてしまい、除去できるようになるのではないかと考えていましたが、太いものはそのまま残っていました。アスファルトを掘り返して草の根を除去することまでは対応できませんので、悩ましいところです。草自体は死んでいるようですが、一度大きくなりすぎると簡単には除去できないものであるということを改めて感じました。
今年度1回目の作業でしたが、あいにくの雨模様となり、必要最低限の草取りとごみ拾いで終了することにしました。昨年度、4回の作業をやってみた感想として、今年度の対応方策について色々まとめてみたのですが、実施できずじまいとなりました。
次回は、5月末に予定していますので、検討した内容にもう一度チャレンジしてみたいと考えています。