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協和地建コンサルタント社員旅行in沖縄~社内の一体感醸成に向けた貴重な一ページ~

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2014年5月16日(金)~18日(日)、協和地建コンサルタントの社員旅行を開催しました。旅行先は沖縄です。社員旅行の開催は、実に14年ぶりとなりました。この間、会社の業績が思わしくなかったこともあり、社員旅行の企画が提案されたり、実現することもありませんでした。そんな中、昨年度はおかげさまで一定の業績を得られたこともあり、開催に至ったものです。社員旅行に行こう!という機運が出てくること自体、会社がよくなりつつあることの表れであり、なにより私自身の気持が前向きになって来ている証ではないかと考えています。私自身、この会社に来て以来初めての旅行です。そのまとめをしてみます。

沖縄美ら海水族館で集合写真

1.「旅行」という共通の時間を過ごすことの意義~一体化に向けた貴重な一ページ~

私が社員旅行を実施しようと考えたのは、「旅行」という一つのイベントで「同じ時間を共有する」ことで社内の一体性を高め、会社が掲げる目標に向って進むチームづくりに役立つと考えたからです。そして、一定の業績を確保したことによる社員への還元、という観点もあります。このため、今回の社員旅行は、全額会社経費で実施する旅行で、個人の積み立てなどは実施していません。

残念ながら一部都合が付かず参加できない社員もいましたが、ほぼ全員に近い社員が参加し、一緒に旅行に行くことを通じて、さらに会社として一体感を醸成することができたと考えています。そして、実に14年ぶりという期間を経て実施された企画だからこそ、社員も楽しみにしており、旅行に向けて社内が盛り上がったのも間違いありません。

旅行が終了し、およそ2週間が経とうとしていますが、旅行の成果はどうだったのか。実際のところ、「社内の一体感の醸成」を定量的に測定するのは中々難しいですし、旅行終了後、目に見えて社内が変わる、ということもありません。しかし、これは様々な積み重ねの中の一つであり、社内の一体感醸成に向けた貴重な一ページになったことは間違いないと考えています。

3年前からスタートした経営指針発表会、昨年の全社あげての災害対応、今年の社員旅行、さまざまな取り組みの積み重ねが、協和地建コンサルタントの社風・風土として積み重なり、社員一丸となってあらゆることに取り組める企業文化として定着するのではないかと考えています。社員一人一人がすごくても、同じ方向を向かなければ本当の力を発揮できない。その礎の一つなる、貴重な機会だったと考えています。

2.社員が自主的に計画し運営する旅行

今回、旅行の行程や内容については、社内の「懇親・レクリエーションチーム」のメンバーで計画してもらいました。沖縄という旅先の特性も踏まえ、2泊3日の行程内を、全体で行動する部分と、個別のチームで好きな訪問先を訪れる部分とに分けるというスタイルで構成しました。社員旅行の目的である社員の懇親を深める部分と、純粋な旅行として興味ある訪問先を訪れ日頃の疲れを癒したり、レクリエーションを楽しんだり、見聞を広めたりする、という部分とを上手く組み合わせることができたのではないかと思います。

その一方で、現地の状況や土地勘が十分に無い中で設定した行程や計画でしたので、当初予定していたものが変更になったりするケースもありました。しかし、そういった経験も自分達で経験したからこそ具体的な反省点として認識できるし、次につながると考えています。

この点については、私は当初、基本的に社員全員で移動するスタイルの旅行を想定していました。みんなで同じ場所を回ることが、同じ時間を過ごすことであり、共通の場に居たという仲間意識につながるのではないかと考えたからです。しかし、社員からの提案は、前述のとおり、希望者によるグループに分かれての旅行というスタイルでした。結局、一部のメインスポットと夕食は全員が揃うようにすることとし、後はグループ行動、というスタイルに落ち着きました。

2日目のホテルで3日目の出発に向けて準備していたところ、ホテルの従業員さんから、どういう旅行なのかと聴かれました。グループの少人数で待機していたので、家族連れかと思われたそうです。しかし、会社の旅行で、グループに分かれて好きなところを巡っているのだと答えると「素晴らしい会社ですね!」と感心して頂きました。団体行動にこだわり過ぎず、適度な自主性を持った旅行のあり方が、珍しかったそうです。改めて、今回のスタイルを提案してくれた社員に感謝したいなと感じました。

3.アンケートで旅行を振り返る~来たるべき次の旅行に向けて~

今回、旅行終了後に社員旅行に関するアンケートを実施しました。アンケートの結果は、旅行に参加した全ての社員が「旅行に行って楽しかった」と回答してくれました。

よかった点については、前述のとおりグループ分けにより個々の希望に沿った行程づくりや、ホテルや料理が美味しかったこと、全員で楽しむことが出来たことなどが共通した評価として上がってきました。一方、気づき、反省点、改善点については、旅行中の変更連絡の不徹底が見られた点(班別行動であったため)、また、旅行先である沖縄のことをもっと調べた上で旅行に望めば良かったという声もありました。また、旅行に行くことが決まって以降、社内に浮ついた雰囲気が続き仕事に差し支えた、という意見もありました。

アンケートを実施してみて、何事においても、やりっぱなしではなく、その結果を総括することの必要性は改めて感じたところです。また、よかった点、反省点・改善点、共に共通した気づきが得られていたことも発見ですし、“よかった、よかった”で終わりそうなところへ、勇気を持って手厳しい意見を出してくれた社員が居たこともありがたいことです。今回のアンケートは全社員で共有し、また来たるべき次の旅行における貴重な資料として活用していきたいと考えています。

初日の宿泊先ホテルでの懇親会

2014年4月から米子空港よりスカイマークの新路線が開設されたこともあり、山陰エリアからの空の旅の選択肢が各段に増えることになりました。そして、その価格も大きな魅力です。スカイマークの就航がなければ、今回の沖縄旅行という選択肢は無かったことでしょう。そのような良いタイミングで、社員旅行につながる業績をあげることができたのも、社員が一丸となって取り組んだ成果であり、これまでの取り組み一つ一つがいい流れにつながっていることの表れではないかと考えています。次回、遠くない時期に、次の社員旅行が開催できるよう、全社一丸となって経営を伸ばし、いい業績をあげられるよう、取り組んでいきたいと考えています。

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