2009
11.26

社長の温泉めぐり05 多岐いちじく温泉 島根県出雲市多岐町

私はさほど風呂好き・温泉好きではありませんが、温泉開発を行う会社の社長として、温泉に詳しくなければ説得力がありません。そこで、仕事や私用で出かけた先で温泉を巡り、少しずつ記事にしていくことにしました。

5か所目は、島根県出雲市多岐町の「多岐いちじく温泉」です。訪問日は、2009年11月23日です。

多岐いちじく温泉は、出雲市多岐町に施設があります。いちじくは、出雲市多岐町の名産で、温泉名もそれにちなんで名づけられたようです。

多岐いちじく温泉

多岐いちじく温泉

この温泉の特徴は、2つの泉源を有していることです。男湯と女湯でそれぞれ異なる泉源のお湯を使用し、男湯と女湯を毎日入れ替えることで、日替わりでそれぞれの泉質が楽しめるということが大きなセールスポイントです。ホームページによれば、元々1つ目の泉源で運営していた施設をリニューアルする際に、新しい泉源を開発したという経緯のようです。

2つの泉源は泉質が異なり、また、いずれも成分濃度が高い温泉です。しかもかけ流しでそれぞれ別の浴槽(男湯・女湯)で使っているようなので、温泉開発に携わっている者からすると、非常に贅沢な温泉と言えます。

入浴料は大人400円という設定です。私の入った日は、海神の湯(第2号泉)が男湯だったので、そちらに入りました。泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、塩味の強い温泉です。

浴室の入口

浴室の入口

浴槽内部は、大浴槽と薬湯のみのシンプルな造りです。大浴槽の一角にジェットバスのような形で泡が吹き出ているところがあります。2箇所から泡が出ていますが、その間隔が狭く、仕切りもないので、実際に2人並んで使うのはやや厳しい印象でした。薬湯は、多岐町特産の“いちじく”の葉などを浸したもので、匂いは独特でしたが嫌みもなく、薬効も高いようです。外には露天風呂があります。これは庭園風の造りで、大きさは中規模でしょうか。

洗い場は、浴槽を囲むように配置され、計15箇所ありました。隣の洗い場との仕切りがあります。リンスインシャンプー、ボディソープが備えてあります。

脱衣場も非常にきれいで清潔に保たれています。洗面台も5箇所あり、すべてドライヤー付きでした。また、洗面台前には全面が大型の鏡になっており脱衣場の雰囲気を広々とした、高級感あるものにしています。特に女性には好印象ではないかと思います。

館内は、広々としてロビーのほか、みやげ物の売店、マッサージチェアの並んだリラックスルーム、畳の休憩室などがあります。また、同じ建物内にレストランが併設されていますが、ここは、入浴料を払って一旦館内に入ってから利用することもできますが、外からも直接入れる構造になっています。宴会場などもあり、このレストランの厨房で食事を準備するようです。

ところで、2つの異なる泉源を使用しているのがこの温泉施設の特徴と書きましたが、私は、このブログを書くためにいちじく温泉のホームページを確認していて、はじめて気が付きました。施設では、このことはあまりアピールされていません。地元の方はご存知なのかもしれませんが、もっとアピールしたらよいのにと思いました。

2つの異なる泉質の温泉が楽しめます。でも、2回行かないと両方楽しめないのは、いいような、悪いような。ですが、非常に贅沢で近くに住む人がうらやましい、魅力的な温泉だと思います。

2009
11.17

社長の温泉めぐり04 八雲温泉(ゆうあい熊野館) 島根県松江市八雲町

私はさほど風呂好き・温泉好きではありませんが、温泉開発を行う会社の社長として、温泉に詳しくなければ説得力がありません。そこで、仕事や私用で出かけた先で温泉を巡り、少しずつ記事にしていくことにしました。

4か所目は、島根県松江市八雲町の「八雲温泉」です。私の地元です。訪問日は、2009年11月15日です。

この温泉は、協和地建コンサルタントが平成7年に掘削工事を担当させて頂きました。以後も、泉源のメンテナンスの仕事をさせて頂いています。

八雲温泉は、松江市八雲町の「ゆうあい熊野館」で入浴することができます。熊野館は、古くは熊野荘という名称で地元に親しまれてきましたが、平成7年に新泉源開発と現在の施設が整備され、リニューアルされました。入浴だけでなく、宿泊、会議、宴会、食事なども可能な施設で、出雲國一之宮“熊野大社”に隣接する施設です。熊野大社への参拝がてら、入浴して頂くのもおすすめです。

ゆうあい熊野館 外観

ゆうあい熊野館 外観

地元びいきではありますが、非常にお勧めの温泉だと思います。休日はかなりのにぎわいを見せています。

入浴料はいまどき大人300円です。泉質は、含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、効能は色々ありますが、特に疲労回復に効果が高いというのが実感です。

浴槽内部は、シンプルな造りとなっています。100人は入れそうな大型の浴槽が1つとその脇に洗い場があるだけです。外に露天風呂があり、これは庭園風の造りになっており、こちらも比較的大きめです。

打たせ湯とかジェットバスとかは一切ありません。色々な種類のお風呂に入りたい方には物足りないかもしれませんが、大きな湯船は少々利用者が多くても気にせずゆっくり浸かれます。値段を考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い温泉だと思います。

洗い場は、浴槽の脇にあり、計14箇所あります。リンスインシャンプー、ボディソープ、石鹸が備えてあります。隣の洗い場との仕切りはありません。(以前はシャンプー・リンスは備え付けが無く、持参するか受付で袋に入ったやつを購入するスタイルでしたが、最近は備え付けになったようです。)

この施設の難点は、脱衣場に鍵付きのロッカーが無いことです。扉の無い棚に籠がおいてあり、そこに衣服をおいて入浴します。このため、貴重品は受付のすぐ脇にある専用ロッカーに預けることになります。近隣の住民が身近な銭湯感覚で利用する施設という位置づけであること、車で来館するので、入浴だけであれば貴重品は車中に置いておけばいいということ、などがその背景かと思いますが、頭に入れておいた方がよい点です。

また、温泉源はこの施設から1kmほど奥に入ったところにありますが、泉源の近くには温泉スタンドも設置されています。私は利用したことはないのですが、300㍑まで150円という料金設定です。もちろん水道料金よりは高いですが、お湯の単価としてはお買い得ではないでしょうか。なお、温泉スタンドを利用するためには熊野館で専用のコインを購入する必要があります。現地で直接購入することはできないので注意が必要です。

八雲温泉 温泉スタンド

八雲温泉 温泉スタンド

熊野館の隣接地には、同じ温泉を使用した「ほっとランドやくも」もあります。水着着用で利用する健康増進施設で、25mプールなども備わっています。私は15年ぐらい前に一度だけ利用しただけなので、機会があれば詳細をご紹介したいと思います。

ほっとランドやくも 外観

ほっとランドやくも 外観

私の地元、八雲温泉おすすめです。みなさんも、ぜひ一度ご利用下さい。

2009
11.09

社長の温泉めぐり03 有福温泉(御前湯) 島根県江津市

私はさほど風呂好き・温泉好きではありませんが、温泉開発を行う会社の社長として、温泉に詳しくなければ説得力がありません。そこで、仕事や私用で出かけた先で温泉を巡り、少しずつ記事にしていくことにしました。

3か所目は、島根県江津市の「有福温泉」です。訪問日は、2009年10月29日です。

有福温泉は、島根県内では温泉津温泉とならぶ古くからの温泉地です。内陸部の山間の岩の割れ目から湧き出す自然湧出の温泉で、1300年以上の歴史を有するとされています。

なお、協和地建コンサルタントは、江津市から委託を受け、有福温泉の泉源の清掃などの仕事を以前から実施されて頂いています。

有福温泉の泉源は、谷底ではなく山腹の斜面(標高70~80m)という高い位置から湧出し、しかも40℃以上の高い温度である点が非常に特徴的です。地質的にみると、過去の火山活動により生成された時代の異なる3つの岩帯が重なり合った地点に位置しているようで、まさに自然の恵みによってもたらされた貴重な温泉といえます。

有福温泉には、泉源を有する旅館と公衆浴場とがあります。今回は、公衆浴場の「御前湯」に入りました。この他にも、さつき湯、やよい湯、という公衆浴場があり、計3つの公衆浴場に入ることができます。泉質はいずれも弱アルカリ単純泉です。いわゆる、美人・美肌の湯というやつで、無色透明の入りやすい温泉です。

御前湯入口

御前湯入口

御前湯は、有福温泉街の中心部で少し高い位置にあります。古い公衆浴場で、「大正浪漫溢れるレトロな雰囲気」と紹介される、ちょっと目を引く建物です。入口正面に六角形の番台があり、いい雰囲気です。しかし、その横の自動販売機の赤色が強すぎて印象を弱めているのは残念です。最近は自動販売機の色を景観にあわせて変えているところも結構あるので、そういった工夫があるとなお良いのではないかと感じました。また、番台はありますが、入浴券は券売機で購入するスタイルになっています。

番台と自動販売機

番台と自動販売機

浴槽内部(男湯です)は、浴場の真ん中に円形の浴槽があり、その中央部からかけ流しの温泉が出ています。この浴槽はかなり深いのが特徴です。内側が腰かけのようになっていて、座って浸かるのが一般的みたいです。しかし、肩まで浸かろうとすると浴槽が深すぎでお尻を底に付けることができません。なぜそうなっているのか分かりませんが、中腰で浸かるような感じになります。それが“御前湯スタイル”なのでしょう。

御前湯の浴槽・洗い場(男湯)

御前湯の浴槽・洗い場(男湯)

洗い場は、浴槽の周囲に配置されていますが、シャワーがあるのは3箇所のみでした。リンスインシャンプー、ボディソープ、石鹸は備えてあります。また、古い施設ということもあり、脱衣場には、鏡と洗面台が2箇所しかありません。ドライヤーはそのうちの1箇所にありました。髪を洗いたい方は頭に入れておいた方がよさそうです。ロッカーは、100円を入れて後で返却されるタイプと、無料のタイプと2種類ありました。

設備的な古さは当然あるものの、入浴の気軽さや泉質、値段との兼ね合いで考えれば、十分に満足できる公衆浴場ではないかと感じます。こういった施設のすぐ近くで生活できるというのは非常に贅沢なことだと思います。

有福温泉では、現在、若手の旅館経営者の方々が中心となり、再開発計画を立案し、実行に移されようとしています。既に一部では工事も始まっていました。当社もささやかながらお手伝いさせて頂いています。新しい有福温泉の姿がどうなるのか、とても楽しみにしているところです。みなさんも、ぜひ一度お立ち寄り下さい。

2009
11.03

地域貢献活動 松江市道路愛護団事業で除草作業を実施しました

協和地建コンサルタントでは、2009年10月30日(金)に、松江市道路愛護団推進事業として、道路環境の保全活動を実施しました。

松江市道路愛護団事業は、地域住民や市内企業が結成する「道路愛護団」が、道路の除草や側溝の清掃などのボランティア活動を実施し、自らの手で生活道路周辺の環境を良くしていこうとするものです。2009年度で市内180団体(約5000人)が登録されているそうです。

なお、登録後活動した企業に対しては、松江市の建設工事の入札参加資格の格付け加点が行われる予定とのことです。建設事業にかかわる企業にとっては魅力的な話です。正直な話、当社もそれで参加を決定したのですが、昨今はどの会社も業況が厳しいので、そういったメリットが無いと中々参加者が増えないのでしょう。

さて、当社は、松江市八雲町の道路の草刈り・ごみ拾いを実施しました。山間部で周辺にあまり人が住んでいないような路線ですが、この道路沿いには当社の倉庫を設置しています。市道であればどこでもよいので、例えば会社の前面道路でもよいのですが、せっかくやるのであれば、資材の搬入などで地域にご迷惑をおかけしている面もあるだろうということで、この倉庫沿いの道路の除草作業を実施しました。

草刈り中

草刈り中

社内には、日頃から現場での作業や、自宅での農作業などで除草作業に長けた者も多くいますので、草刈りは順調に進みました。しかし、刈った草を集めて処理するという作業が思いのほか大変で、その作業を効率化することが作業時間を短縮化するためのポイントになるなと感じました。次回は、そのあたりを改善し、より早くきれいにできるようにしたいというのが、作業後の感想です。

今回は道路沿道の除草作業が中心でしたが、山間部の道路ですので、草むらからは空き缶や弁当ガラなど、ごみもかなり回収しました。変ったものとしては、アダルトビデオが10本ほど。昔はいかがわしい雑誌などが捨ててあったものですが、最近はビデオのようです。そのうちDVDになるのでしょうか。こういったものが、処分に困って人目に付かないところに廃棄されるのは、いつの時代も変わらないようです。

清掃中

清掃中

当社が参加した動機は、松江市の建設工事入札参加資格の格付け加点につながるからということで、純粋なボランティア精神からではありません。純粋な気持ちでこういった活動に取り組まれている方に対してはやや後ろめたい感じもあります。しかし、実際にやってみると、社員総出でこういった作業を行うのも悪くないなと感じました。

同じ会社に居ても、日頃はそれぞれの仕事に従事していますので、社員全員で協力して一つの物事を成し遂げるということは意外に少ないのが実態です。それに対し、終わった後は普段の仕事とは異なる達成感もあるし、良い活動であることには間違いありません。また、なんとなくですが、社内の一体感も高まったような気がします。

地域、そして参加する会社、お互いにメリットのあることではないかというのが初回の感想です。1回きりでは無く、継続することも重要だろうと思います。しかし、毎月やったらちょっと大変です。年に数回とか、負担なく継続できる作業量とのバランスが重要なのだろうと感じたところです。