温泉めぐり

社長の温泉めぐり(番外編) 温泉にかかわる資格取得でマンネリ打破へ

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私はこれまで、温泉開発に携わる会社の社長として“温泉に詳しくなければ説得力がない”と考え、温泉めぐりの記事をブログに書いてきました。温泉の泉質や入浴感、温泉施設としての特徴、付帯する施設の概要などを記事にしてきましたが、最近なんとなくマンネリ化してきたので、その傾向を打破したいと考えています。

元々、温泉について詳しい訳ではなく、ブログを書くことが勉強でした。ブログを始めてから20数軒の温泉施設に入浴し、その結果を取りまとめることで、最近なんとなく温泉のことが分かってきたような気がしていました。しかし、島根県内だけでも、まだまだ私の知らない温泉はたくさんあります。島根県内の温泉は早いうちに全部制覇したいと考えていますし、当然、ブログ記事にします。その際、もう少し温泉に関する知識をきちんとした形で頭に入れて、入浴したり、施設を見たりする方がいいだろうなと最近思っていました。

そんなとき、ある雑誌記事で温泉に関する資格が色々あることを知りました。民間資格から公的なものまであります。公的なものがあるとは思いもよりませんでしたが、調べてみると興味がわいてきました。

そこで、今、私が興味を持っている温泉に関する資格のいくつかを整理してみます。これらの資格については、順次取得を目指していこうと考えています。

1.温泉ソムリエ

これは民間資格です。「温泉ソムリエ協会」なる組織が運営されています。

東京などで半日間開催されるセミナーを受講するか、1泊2日で実際の温泉地にいく受講セミナーがあり、中々楽しそうな資格です。やっぱり温泉は楽しくなければいけません。

セミナー受講で認定書がもらえるそうで、敷居が低そうです。といっても、東京のセミナーは月一回ペースで開催され、毎回数十人が受講されるようです。知る人ぞ知る有名な資格なようで、ホームページを拝見するとそれだけでずいぶん勉強になります。最初に受けるならこれかなと思っています。

2.温泉入浴指導員

これは公的な資格です。2003年に厚生労働省により制定され、(財)日本健康開発財団が実施する2日間の講習を受けることで資格がもらえます。

温泉入浴者に対する、温泉の正しい使い方や、健康的な生活のための指導、さらには、温安全管理や救命処置の実施などを行うための資格と位置付けられています。受講のための資格は不要ですが、講習は座学だけでなく、プールなど水中での実習があります。さすがに公的な資格だけあり、講習のみで取得できるとはいえ、本格的です。

なお、温泉入浴指導員は、「厚生労働大臣認定温泉利用プログラム型健康増進施設」(温泉施設を中心に健康増進プログラムを提供する施設)の認定要件として配置が義務付けられているそうですが、認定施設はさほど多くありません。全国で33施設、島根県内では、「クアハウス湖陵」が認定されています。

3.温泉観光士

こちらも民間資格です。日本温泉地域学会が主催する資格です。

「温泉資源の保全と適正利用を図る中で、全国の温泉地がそれぞれに個性豊かで持続可能な温泉地域社会を形成し、多くの人々の観光や保養のために活かす」ことが理念とされています。

およそ2.5日間にわたる講義と野外実習を経ることが必要です。講義の内容は、温泉そのものにとどまらず、温泉地を取り巻く自然・人文・社会の各分野にわたっており、「観光・保養温泉地域の発展・活性化に寄与する実践力を身につける」ことが意図されているそうです。2日目の最後に試験があり、3日目の野外実習の結果を経て認定されるようです。

この他にも、「温泉指南役」、「スパリエ」、「バルネオセラピスト」、「温シェルジェ」といった資格もあるようです。温泉ソムリエのホームページで教えて頂きました。

1年に1資格を目標にチャレンジしてみる予定です。といっても資格試験があるわけではないので、時間と費用次第です。その兼ね合いで少しずつ取り組みたいと思います。

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