2009
10.29

社長の温泉めぐり02 亀嵩温泉(玉峰山荘) 島根県奥出雲町

私はさほど風呂好き・温泉好きではありませんが、温泉開発を行う会社の社長として、温泉に詳しくなければ説得力がありません。そこで、仕事や私用で出かけた先で温泉を巡り、少しずつ記事にしていくことにしました。

今回、2か所目は、島根県奥出雲町の「亀嵩温泉」です。訪問日は、2009年10月25日です。

この温泉は、平成12年に協和地建コンサルタントが温泉開発(調査・掘削)を担当させて頂いた温泉です。恥ずかしながら、風呂には今回初めて入りました。

亀嵩温泉は、古くから温泉地として知られていましたが、奥出雲町(旧仁多町)において町おこしの一環として再開発を行い、新泉源の掘削と新たな施設整備をされたものです。また、この亀嵩は、松本清張の「砂の器」の舞台としても有名ですが、私が説明するまでもありませんので詳細は省きます。

玉峰山荘

玉峰山荘

泉質は、アルカリ性単純泉で、湯あがりに肌がつるつるになる、いわゆる“美人の湯”と言われるタイプです。花崗岩から湧出する場合にはこの泉質になるケースが多く、山陰地域ではよくみられる泉質です。お湯は無色透明ですので、一般のお風呂感覚に近く、誰にでも“入りやすい温泉”と言うことができるでしょう。

お風呂の特徴は、大きな露天風呂です。

まず、露天風呂自体が広い。長方形で大型の風呂からは庭園が見渡せ、浴槽のふちと床面をほぼ同じ高さとすることで、開放感を感じさせる造りになっています。露天風呂と言えば、岩風呂風の造りで内湯とは趣を変えたり、こじんまりとしていることも多く、人が多いと入りにくかったりします。しかし、ここの露天風呂は広いのでゆったり入れますし、一人で入れば非常に気分が良さそうです。非常に新鮮な印象でした。

内湯には、ジェットバス、打たせ湯、水風呂、サウナなど、ひとしきり揃っており、“そつがない施設”という印象です。アルカリ性単純泉は通常の風呂に近いので、こういった多彩な風呂を作りやすいのでしょう。

洗い場は隣との仕切りが大きめでしっかりしている点が特徴です。シャンプー、リンス、ボディソープと一式揃っています。なお、私は石鹸派なので、ボディソープに加えて石鹸も置いてあると完璧でした。また、脱衣場もゆとりがあり、また清潔感が高いのが印象的でした。入った当日は日曜日の午後でしたので、かなりの人出でしたが、脱衣場や洗面所が清潔な状態に保たれていたのは好印象でした。

お湯のお風呂以外では、サンドバス(砂風呂)もあります。体験はしていませんが、最近は岩盤浴流行りなので、差別化になってよいのではないかと思いました。

この施設は出来てから既に10年近く経ちますが、館内は非常に新しく、きれいに保たれている印象です。宿泊施設も併設しており、食事も評判が高いようです。今回は日帰りでしたので、機会があれば宿泊し、食事なども楽しみたいものです。

みやげもの屋も充実していますし、ロビーも広々して高級感があります。さらに、フィットネスやマッサージなど、ゆっくり滞在しながら温泉を楽しめる施設となっています。なんでもありの昔ながらの温泉施設と言う見方もできますが、個々の設備やサービスに古臭さがなく、若い人から高齢者まで、幅広く受け入れられる“品のよさ”のようなものがあると感じられました。

ロビーの様子

ロビーの様子

島根県東部から広島県などからの近距離で手ごろな温泉地として使い勝手の良い施設であると感じます。事実この施設の利用者は大変多く、駐車場も県内・県外多様なナンバーの車で一杯でした。

近接地には道の駅「奥出雲 酒蔵交流館」もあり、地酒を中心にしたお土産物も物色することができます。私は日本酒をあまり飲まないのでテンションが上がりませんが、当日も、玉峰山荘から出てきた車がここに立ち寄り、お酒をはじめとした土産物を物色する方をたくさん見かけました。近くにあると立ち寄りやすいですね。

当社がお手伝いさせて頂いた亀嵩温泉玉峰山荘、皆さんもぜひお出かけ下さい。

2009
10.22

協和地建コンサルタントでは、当社の技術やノウハウを活かした新規事業として、「自社泉源からの温泉水供給事業」の検討を進めています。本事業は、まだ実施段階にはありませんが、その進捗状況についてこのブログでご紹介し、興味を持って頂ける方からのご意見も頂きながら、実現を目指していきたいと考えています。

新規事業立案の背景

当社は、創業当時から、「地下水」に着目して仕事をしてきた会社です。島根県内を中心に数々の温泉開発や深井戸の掘削を成功させてきました。

協和地建コンサルタント 温泉開発・井戸掘削実績

その地下に存在する水源(いわゆる地下水)は、工業、農業、観光振興など、多様な活用の可能性を有する貴重な地域資源の一つです。特に、温泉水については、宿泊施設や入浴施設に留まらず、様々な活用がなされつつあります。山陰地域の福祉施設においても、差別化の一つとして、温泉入浴施設を備える事例がみられます。

しかし、新規の温泉開発には大きな資金が必要となること、事前調査で可能性があることが分かっていても、実際には温泉が湧出しない可能性もゼロではないことなどにより、事業者の方々は投資の決断をしにくい実態があります。

一方、協和地建コンサルタントには、長年の業務実績から、山陰地域において高い確度で温泉湧出が期待されるエリアに関するデータやノウハウが存在しています。せっかく温泉湧出の可能性がある地域において、その資源を活用しないのは、非常にもったいないことです。そこで、温泉掘削を自社にて実施し、温泉水の提供から維持管理までを一貫したサービスとしてお客様に提供する新規事業を計画しようと考えたものです。

一見博打のような事業に思われるかもしれません。「それで温泉出なかったらお宅(当社)はどうするんだ。」と誰も考えると思います。当然ながらどの場所でも取り組める事業ではありません。まずもって温泉湧出の確度の高い地域・地点において実施し、また、お客様と当社とが想定されるリスクを適切に分担した契約を締結し、その上で事業に着手しようとするものです。当社が大きなリスクを取ることには間違いありませんが、決して博打の事業ではありません。

本事業は、島根県の「建設産業新分野進出支援事業助成金」を受けて今年度検討調査を実施しています。また、「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律」第9条第1項の規定に基づく、経営革新計画の承認を受けています。

検討の進捗状況はこのブログに適宜掲載していきます。

興味を持って頂けるお客様からのお問い合わせをお待ちしております。

2009
10.16

私はさほど風呂好き・温泉好きではないのですが、温泉開発を行う会社の社長として、温泉に精通してなければ説得力がありません。そこで、仕事や私用で出かけた先で温泉を巡り、少しずつ記事にしていくことにしました。

記念すべき第一か所目は、島根県大田市の「温泉津温泉」です。温泉津は「ゆのつ」と読みます。島根県人には常識ですが、他地域の方はほぼ読めないでしょう。私は島根県の生まれですが、この年(38才)になって初めて温泉津温泉に来ました。訪問日は、2009年10月12日です。

温泉津温泉は、我々が開発するような「ボーリング井戸」により湧出する温泉ではなく、古くから自然湧出している温泉です。泉源を見たことはありませんが、岩の隙間からお湯が直に湧き出ているものと思われます。まさに本当の温泉、温泉の中の温泉と言えるでしょう。

温泉津温泉には、2つの泉源があります。1つは「元湯」です。1300年以上の歴史を有するとされる古い温泉です。もう一つは「薬師湯」といい、元湯のすぐ近くにありますが、明治5年の地震により新たに湧出した温泉です。それぞれ公衆浴場があり、日帰りで訪れても入浴が可能です。

今回は、1300年以上の歴史を誇る、「元湯」に入ってみました。

元湯

元湯

この温泉は、いわゆる「源泉かけ流し」ですが、地上に湧き出ている泉源から直接風呂に温泉水を流し込んでいるため、正真正銘の源泉かけ流しと言えるでしょう。(といっても源泉をみた訳ではないですが。)

風呂は、かなり歴史を感じさせるものです。最近の温泉施設の印象ではいるとビックリすることになります。湯船は、源泉そのままのかなり熱め(46℃程度との表示)のものと、それをそのまま流して少しぬるくした(42℃程度との表示)湯船にわかれています。最初にぬるい方に入って、後から熱い方に入るようです。熱い方は、1分も入っていられない感じです。

湯が注がれているところからは、毎分20㍑前後(水道の蛇口を少し多めに開いたぐらいです)でしょうか、少しずつ湯船にお湯が注がれています。これが湧出の全てだとすると、温泉の湧出量としてはかなり少なめです。かなり貴重なお湯だと言えるでしょう。

湯舟には、茶褐色の堆積物が大量に付着しており、成分が濃厚であることと長い歴史があることが感じられます。ちなみに、源泉は無色透明だそうですが、湯船では濁っています。よく見ると茶褐色の堆積物のカスなども浮いていますので、風呂=無色透明という感覚を持った方や、潔癖症の方は抵抗があるかもしれません。あくまで温泉の成分が変化したものではありますが、そういったものだと理解した上で入る必要があるでしょう。

ちなみに、元湯にはシャワーはありません。入口でせっけんを売っており、体を洗うこともできますが、桶でお湯を汲んで体を流すことになります。水道の蛇口はありますので、それを使うこともできます。しかし、ここは湯船に浸かって温泉の効能を得ることを目的とすべきでしょう。まさに湯治のための温泉という印象です。

温泉津温泉は、漁港から山に伸びる狭い谷筋に温泉街が広がっています。いわゆる鄙びた旅館街という印象で、静かな街並みです。一方、比較的最近できたと思われる小奇麗なCafeなどもあり、新しい見どころも出来つつあるようです。

温泉津の街並み

温泉津の街並み

次に来るときには、もう一つの泉源である「薬師湯」に入ってみます。

2009
10.14

ホームページ開設に伴い「社長が綴るBLOG」をはじめました

協和地建コンサルタント 社長の石倉昭和です。
この度は、当社ホームページにお越し頂きありがとうございます。ホームページのオープンにあたり、社長のブログを立ち上げました。ホームページの情報だけではお伝えできない当社の仕事ぶり、様々な活動、私の考えていることなどを来訪して頂いたみなさんにお知らせし、当社と当社の仕事をより知って頂きたいと考えています。

当社は、これまでホームページがありませんでしたが、私の社長就任(2009年4月)に伴い、新規に立ち上げることにしました。当社は公共事業や公共事業から派生した仕事を主体としてきた会社で、これまでホームページはあまり重要視していませんでした。あくまでも公共事業の元請受注に関してですが、特に我々のような地元零細企業にとってホームページはあまり重要ではありません。ホームページがあることと入札に参加できるチャンスが増えることとは(おそらく)全く関係がないからです。

しかし、当社は、2008年度実績ですが、およそ売上の45%が民間のお客様から頂いたお仕事でした。それだけのお客様がいらっしゃるのであれば、担当者が直接ご説明することはもちろんですが、ホームページという媒体を通じて当社のことをより知って頂けるようにすることは必須ではないかとまず感じました。さらに、当社をよくご存じでない行政のご担当者様に、当社のことを知って頂くことの必要性については言うまでもありません。このホームページが、あらゆる方に当社を知って頂けるきっかけになれば幸いです。
反省としては、ホームページ開設を思い立ってから実現まで半年を費やしてしまったことです。変化の激しい時代にこんなに時間をかけていてはいけないと猛省しています。

また、この機会に、当社ホームページを作成頂いた、㈱アルツーさんをご紹介させて頂きます。松江市でwebサイト構築や各種デザイン・印刷など幅広く手がけられている会社です。
先にホームページの開設まで時間がかかったと書きましたが、それは私がアルツーさんにご提案頂いたホームページの構成やデザインなどに事細かに注文を付け続けたからです。口うるさい面倒な顧客に対し、大変丁寧かつ迅速に対応して頂きました。ホームページのメンテナンスも引き続いてお願いするのですが、作成時のきめ細かい対応は、今後も安心してお願いできると確信するのに十分でした。この場を借りてお礼申し上げます。
株式会社アルツー ホームページ

http://arumall.jp/

協和地建コンサルタントをこれからもよろしくお願い致します。