2010
08.24

松江高専夏季実習生受け入れ(その1) いまどきの技術系学生事情

このたび、松江工業高専専門学校(松江高専)から、夏季実習生の受け入れを行いました。

期間は、2010年8月23日(火)から9月10日(金)までの14日間です。ボーリング現場の作業補助などをしてもらうことを想定しています。現場の仕事で、しかも夏場のこの暑さですので応募があるのかと思っていましたが、勇気ある(?)若者が応募してくれました。

名前は「坂根くん」といいます。現在4年生。ぜひ頑張って頂きたいです。

1.実習生受け入れの趣旨~いまどきの技術系学生からの情報収集

実習生の受け入れは、高専側からの要請があって応じたものですが、これまで当社ではあまり対応したことがありませんでした。今回、引き受けてみようと考えたのは、昨年、島根県技術士会の行事で開催された産学交流会で、松江高専や島根大学の学生と交流する機会を得たことにあります。この時、交流会に出席していた学生さんはしっかりした方ばかりで感心したところで、そういった方々と私を含めた社員が交流し、話をする機会を持つということは意味のあることではないかと考え、受け入れを決めたものです。

今回の夏季実習、単位取得に必要な日数は5日間だそうです。これに対し、当社では10日程度の期間で募集しました。5日間では仕事の内容が中々理解できないのではと思い、せっかくなら10日と設定してみました。また、現場のきつい仕事を予定していますので、単位取得の必要日数をクリアした6日以降は、日当を出す条件としました。実は、日当を出す企業はあまり無いそうで、かなり魅力的だったようです。もっとも、実習に適した仕事が無い場合は休んでもらうこともある前提でお願いしています。さすがに、手待ちの人に日当を払うほど余裕はありませんので。

今回の実習生受け入れ、限られた時間ではありますが、いまどきの技術系学生がどのような考え方を持ち、どんな意識で学生生活を送っているのか、色々聞いてみたいと考えているところです。

2.夏季実習事情いろいろ~ホームページが選定のポイント?

今回、応募してくれた坂根くんは、環境・建設工学科の学生さんです。昔でいう土木科で、建設会社やコンサルタントは現在でも就職先の主力となっているようです。最近では水処理メーカーなど、環境に力を入れる企業への就職も多いと聞きました。

この夏季実習ですが、クラス40名のうちほぼ全員が受ける予定で、50名分ぐらいの受け入れ先が確保されていたそうです。受け入れ先は地元の会社が多いそうですが、東京の一部上場企業などもあるとのこと。坂根くんの友人が参加したという、大手不動産会社などの実習の例を聞きましたが、東京の都心に建設中の数十階建のビルの建設現場の見学体験など、貴重な経験をさせてもらえたようです。全国いくつかの高専から複数人を受け入れており、最後の日には懇親会付き。往復の飛行機代と宿泊費も企業持ちで、至れり尽くせりだったとか。さすが一部上場企業は違いますが、なぜそこまでするのかという気もします。企業の広報・PRの一環という位置づけを有しているのかもしれません。

そんな中、“現場のボーリング作業助手”などという地味でキツそうな仕事を掲げている当社を選んだ理由は、「ホームページを見た印象」だったそうです。やっぱりホームページって影響力があるものだなと感じたところですが、せっかく選んでもらったので、後悔することのないよう気をつけてあげたいものです。

3.初日の実習~温泉掘削の現場見学で当社の特性を垣間見てもらう

実習初日は、職場での紹介と会社の概要説明、実習スケジュールの予定などを説明した後、現在進行中の奥出雲町の温泉掘削現場を見学してもらいました。

奥出雲町温泉掘削現場全景

温泉開発は当社の得意分野であり特長の一つです。

その中でも1000m級の大深度温泉掘削工事の現場というのは中々ありませんので、私自身の勉強も兼ねて出かけたところです。安定して掘削している状況でしたので、さほど危険なことはありませんが、細心の注意を払って現場をみてもらいました。

現場代理人の説明を聞く坂根くん(右)

トリコンビット(ボーリングマシンの先端に付いている土砂や岩盤を削りとるための器具)の現物や、山積みになったケーシング材の鋼管(掘られたままで地層が露出している坑井につける内枠)などは、そして、20m以上のやぐらと稼働している大型ボーリングマシンなどは、一般の人が見る機会は中々ありません。そういったものを、わずかな時間でも見てもらえたのは、良いタイミングだったのではないかと思います。

初日は現場見学で終了しましたが、2日目以降は、現場や内業の手伝いをしてもらう予定です。ぜひ、頑張ってもらい、良い経験をして今後の学生生活、ひいては就職に活かしてもらえればと考えています。

実習期間終了後、再度、ブログで様子を報告したいと考えています。

2010
08.18

まつえ南商工会 やくもまつり“おいでな祭”に地域づくりを垣間見る

2009年10月から、まつえ南商工会に入会し、その青年部で活動をしています。

2010年8月14日(土)に、松江市八雲町の夏祭り「おいでな祭」が開催されました。このまつりは、まつえ南商工会八雲支部の青年部メンバー(OBも含めて10数名)が中心になって、企画・立案し、毎年開催しているものです。今年で11回目になります。

実は、私はこれまでこの祭りに参加したことが無かったので、初参加が運営側という立場になりました。なにぶん参加したことが無いので、まつりのイメージがつかめないまま準備に携わってきましたが、他のメンバーのみなさんに助けられ、何とか当日まで乗り切ることができました。

お祭りというイベントに運営側として携わった感想を含めて記しておきます。

1.まつりは寄付で成り立っている~まつりの地域密着度のバロメータ~

今回、私はまつりの会計担当となり、寄付集めの段取りを担当しました。そこで改めて感じたのは、「まつりは寄付で成り立っている」ということです。松江市からの補助金もあるのですが、補助金だけでは、(従来開催してきた規模の)まつりは成り立ちません。

さらに言えば、寄付が集まってからその額に応じた内容を計画する訳ではないので、ある程度お金が集まる前提・見込みで準備を進めているという危うさがあり、その意味でも、寄付集めがまつりの成否を左右する重要な要素であることを知りました。

寄付の依頼は、主要な依頼先に寄付の依頼文書を郵送した後、メンバーで手分けしてお願いに歩くのですが、寄付をしてもらえるかどうかには、依頼する側とされる側の人と人とのつながりが大きく影響していると実感しました。そして、どの程度の寄付が集まるのかは、まつり(とそれを企画する側)がどれだけ地域に浸透し、密着しているのかのバロメータではないかと感じました。その意味では、今回、最終的に例年並みの寄付が集まりました。やくもまつりの密着度は中々たいしたものではないかと思います。

寄付は、自治会、商工会会員、一般企業、に大きく分けられるのですが、地域全体として中々景気のいい話が無い中での貴重な寄付、地域のみなさんにお礼を申し上げたいと思います。ちなみに、当社も色々と寄付のお願いをされることがあるのですが、寄付集めの段取りを担当してから、中々断れなくなりました。(笑)

2.効率的な準備と当日の外注化

やくもまつりは、商工会青年部が主体となってから今回で11回目となり、準備もかなり効率されていました。裏を返せばマンネリ化しているという印象もありましたが、現在は準備は青年部メンバーで実施し、当日の準備・運営に際しては業者さんを効率的に使うというスタイルです。昔はステージの組み立てや当日の警備、駐車場の誘導まで商工会メンバーで実施していたそうですが、現在、そういった作業はすべて業者さんに委託されています。

昔に比べてメンバーの数が減っていることもあるようですし、“餅は餅屋”ということでしょうか。実際、警備や駐車場誘導などは非常にスムーズで大変いい仕事をしてもらいました。その分、メンバーは、出店とステージ運営に集中するイメージです。

悪く言えば“外注頼み”ということになりますが、これはいいことだなと感じました。例えば、駐車場の誘導を直営で実施したとすると、(交代はあるとしても)そのメンバーはまつりの会場から離れたところで大半の時間を過ごすことになり、まつりのにぎわいに触れることができません。メンバー自身もまつりを楽しむべきだし、来場者との交流もまつりに参加する大事な意義だと思います。その意味で、当日の準備やサポート的な業務を外部に委託し、まつりのコアととなる出店やイベントに集中するという今のスタイルは、長年の経験を活かした合理的な判断だなと感じたところです。

出店の様子(早い時間で、人出はまばら)

3.まつりを“まつりたらしめるもの”

祭りが終わって、改めて考えると、まつりをまつりたらしめるものは、何だったのかと思います。まつりらしい“にぎわい”は何から生まれるのか。やくもまつりを構成する要素は、花火、イベント、出店の3つです。多くの地域の祭りも似たようなものでしょう。

このうち、運営側によって差が出るのは“イベント”の部分なんだろうと感じました。やくもまつりでは、メンバーの中にこういった催しによく通じた方がいらっしゃって、企画・段取りから当日の司会まで、全部を担当されています。来場者参加型の企画として、ケーキ早食い競争、ビール、カルアミルクの早飲み競争、その間に、地元団体やセミプロなどによるライブイベントの開催、そして最後は花火へのカウントダウンと続きます。当日、私はステージ係として、早食い・早飲み競争の準備、片づけなどをしていましたが、その間のつなぎと進行は非常にスムーズで優れたものでした。

来場者すべてステージに注目している訳ではありませんが、ステージに注目するお客さんと出演者が織りなす賑わいは、間違いなく会場を盛り上げ、まつりの“にぎわい”を生み出していました。正直、まつりの人出は予想以上(昨年よりは多かったらしいです)で、びっくりしました。八雲町にこんなに人が居るのかと。毎年、それだけ集客するの原動力は、やくもまつりが持つ“にぎわい”でしょうし、その大きな要素がこのステージにある。長年続けてきて培った大きなノウハウであり、財産なのだろうと感じたところです。

ステージ側からみた会場の様子

やくもまつり、準備は中々大変でしたが、運営側として参加してみて良かったと思います。地元のまつりですから、来場者には顔見知りも多かったですし、久々にみる顔もありました。私は、当日の作業に追われて中々ゆっくり話すことはできませんでしたが、会場内では方々で、久々の交流や再会に花が咲く様子が見られました。

年に一度、こういった場があり、地域に住む者どうしの交流が図られ、一方で、新しいつながりが生まれれば、それは一つの地域づくりであり、地域の活性化だろうと思います。その“場づくり”にいくらかの時間を割いて関わることもまた有意義だし、やる価値のあることだと感じたところです。

2010
08.12

社長の温泉めぐり(番外編) 温泉にかかわる資格取得でマンネリ打破へ

私はこれまで、温泉開発に携わる会社の社長として“温泉に詳しくなければ説得力がない”と考え、温泉めぐりの記事をブログに書いてきました。温泉の泉質や入浴感、温泉施設としての特徴、付帯する施設の概要などを記事にしてきましたが、最近なんとなくマンネリ化してきたので、その傾向を打破したいと考えています。

元々、温泉について詳しい訳ではなく、ブログを書くことが勉強でした。ブログを始めてから20数軒の温泉施設に入浴し、その結果を取りまとめることで、最近なんとなく温泉のことが分かってきたような気がしていました。しかし、島根県内だけでも、まだまだ私の知らない温泉はたくさんあります。島根県内の温泉は早いうちに全部制覇したいと考えていますし、当然、ブログ記事にします。その際、もう少し温泉に関する知識をきちんとした形で頭に入れて、入浴したり、施設を見たりする方がいいだろうなと最近思っていました。

そんなとき、ある雑誌記事で温泉に関する資格が色々あることを知りました。民間資格から公的なものまであります。公的なものがあるとは思いもよりませんでしたが、調べてみると興味がわいてきました。

そこで、今、私が興味を持っている温泉に関する資格のいくつかを整理してみます。これらの資格については、順次取得を目指していこうと考えています。

1.温泉ソムリエ

これは民間資格です。「温泉ソムリエ協会」なる組織が運営されています。

東京などで半日間開催されるセミナーを受講するか、1泊2日で実際の温泉地にいく受講セミナーがあり、中々楽しそうな資格です。やっぱり温泉は楽しくなければいけません。

セミナー受講で認定書がもらえるそうで、敷居が低そうです。といっても、東京のセミナーは月一回ペースで開催され、毎回数十人が受講されるようです。知る人ぞ知る有名な資格なようで、ホームページを拝見するとそれだけでずいぶん勉強になります。最初に受けるならこれかなと思っています。

2.温泉入浴指導員

これは公的な資格です。2003年に厚生労働省により制定され、(財)日本健康開発財団が実施する2日間の講習を受けることで資格がもらえます。

温泉入浴者に対する、温泉の正しい使い方や、健康的な生活のための指導、さらには、温安全管理や救命処置の実施などを行うための資格と位置付けられています。受講のための資格は不要ですが、講習は座学だけでなく、プールなど水中での実習があります。さすがに公的な資格だけあり、講習のみで取得できるとはいえ、本格的です。

なお、温泉入浴指導員は、「厚生労働大臣認定温泉利用プログラム型健康増進施設」(温泉施設を中心に健康増進プログラムを提供する施設)の認定要件として配置が義務付けられているそうですが、認定施設はさほど多くありません。全国で33施設、島根県内では、「クアハウス湖陵」が認定されています。

3.温泉観光士

こちらも民間資格です。日本温泉地域学会が主催する資格です。

「温泉資源の保全と適正利用を図る中で、全国の温泉地がそれぞれに個性豊かで持続可能な温泉地域社会を形成し、多くの人々の観光や保養のために活かす」ことが理念とされています。

およそ2.5日間にわたる講義と野外実習を経ることが必要です。講義の内容は、温泉そのものにとどまらず、温泉地を取り巻く自然・人文・社会の各分野にわたっており、「観光・保養温泉地域の発展・活性化に寄与する実践力を身につける」ことが意図されているそうです。2日目の最後に試験があり、3日目の野外実習の結果を経て認定されるようです。

この他にも、「温泉指南役」、「スパリエ」、「バルネオセラピスト」、「温シェルジェ」といった資格もあるようです。温泉ソムリエのホームページで教えて頂きました。

1年に1資格を目標にチャレンジしてみる予定です。といっても資格試験があるわけではないので、時間と費用次第です。その兼ね合いで少しずつ取り組みたいと思います。

2010
08.04

まつえ南商工会 松江水郷祭でお好み焼きを売って商売を学ぶ

2009年10月から、まつえ南商工会(八雲支部)に入会し、その青年部で活動をしています。

2010年7月31日と8月1日、八雲支部青年部メンバーで松江の夏祭り「水郷祭」に出店しました。2日間、ほぼフルに出店してお好み焼きを売りました。そこで“商売”ってものを学ばせてもらいました。

はじめに前置きですが、まつえ南商工会は、松江市に合併した旧八束郡の商工会のうち、松江市の南側に位置していた3商工会が合併してできた組織です。このうち私の住む旧八雲村の商工会が「まつえ南商工会八雲支部」として残っています。旧松江市には、「松江商工会議所」という組織がありますが、合併後も商工会は単独で活動しているようです。

協和地建コンサルタントは旧松江市内の会社ですので、会社は「松江商工会議所」に所属しています。私も活動するのなら松江商工会議所が本筋でしょうが、実は、当社からは専務が以前より商工会議所の青年部として活動しています。だったら私はしなくていいと思っていたのですが、ある時、地元、八雲町(旧八雲村)の商工会に入って活動してみてはどうかとある方に誘われました。八雲町に住み、生活する者として、関わるのも悪くないと考え、入会してみることにしました。

さて、商工会青年部の主な活動は、毎年8月14日に八雲町で開催している夏祭り「おいでな祭」の企画・運営、そして、同じく8月に開催される松江の夏祭り「水郷祭」への出店です。なんかイベント屋みたいな感じではあります。

水郷祭では、松江市役所の駐車場に「YEGテント村」という出店のコーナーが毎年設置され、松江商工会議所の他、県内の商工会議所、商工会の青年部が毎年出店し、祭りを盛り上げています。八雲支部では、この数年「お好み焼き」を売っているようで、今年もそれを踏襲し、販売しました。残念ながら大成功とはいきませんでしたが、“商売”ということについて実践で学ぶ良い経験をさせてもらいました。いくつかの気づきと課題を整理しておきます。

1.店の外観にインパクトが必要

我々の店のお好み焼き、美味しかったです。でも、商売的にはあまり売れませでした。

実は去年も同様だったみたいで、今年は、お好み焼きを焼く鉄板を2枚(去年は1枚)にして生産力を倍増させました。しかし、販売できた数量的には去年並みだったようです。

その一つの要因として、「お好み焼きを売っている」こと自体が、出店の前をとおるお客さんにアピールできていなかったことがあります。事実、私がお好み焼きのポップ(チラシ・看板みたいなもの)を持って店の前で声を張り上げていたところ、「お好み焼き欲しいんですけど、どこで売ってるんですか?」と尋ねられたことが何回もありました。店の前に立っているにもかかわらず。

我々の店は、「お好み焼きを売っている」ように見えない店の作りだったということです。いくら良いものを作っても、それを売っていることが伝わらなかったら、さすがに売れません。

基本的に“テント村”ですので、外装に大きな変化は付けられませんが、他店を見ると、オリジナルの看板、目立つポップ、店舗前面の構成(実際に焼いている鉄板を店の前面に置く)など、訪れたお客さんに訴求する様々仕掛けに工夫を凝らしていました。

我々のお店は、そういった工夫に欠けていたことは否めません。最初はあまり気が付きませんでしたが、商売的に失敗することで初めて見えてくるもんだなと感じたところです。

八雲支部のお好み焼き屋・・・確かに地味

2.行列が出来ないと売れない

売れている店には行列ができていました。そして、行列ができると、そこにさらに人が並ぶんだなというのを体感しました。そういった流れをつくらないと量がさばけない。

我々のお店はお好み焼きを売り、となりの松江商工会議所青年部では焼きそばを売っていました。そこには商品特性の大きな違いがあります。お好み焼きは焼きそばと違って、一度に大量生産できません。前述のように、鉄板を2枚に増やして生産力を倍増しましたが、それでも限度がありました。

夕方18時から20時(花火が始まる前)ぐらいにかけて、これらの食事の売れるピークが来るのですが、その時はさすがにお好み焼き屋の前も人が並びます。しかし、一度に大量生産できないので、すぐにストックが無くなり、“焼き上がり待ち”になります。その時、一旦呼び込みを止めると店の前に人だまりが無くなります。その後、焼きあがったからと言ってもう一度呼び込みをしても、中々人が集まらない。そのうちに販売の適期が終わってしまう。そんな時間的ロスがありました。

こういった出店でやきそばを売るのは良く見かけますが、やっぱり一度に大量に作ることが出来、ピークに柔軟に対応できる商品として、売り手として扱いやすいということなのでしょう。

夕刻のにぎわい・・・このあと人出はさらに増

3.思いのほか「酒」が売れない

当日、とにかく暑かった。冷たい飲み物がよく売れました。

しかし、ジュース、お茶などが中心で、生ビールなどは思ったほど売れず、仕入れた樽が結構余っていました。ノンアルコールビールを買い求める人は多かったです。

酒が売れないのは、酒気帯・飲酒運転の取り締まりが厳しくなったことが原因でしょう。さらには、最近は「若者の酒離れ」ということが言われるようです。実際、若い人が酒を買い求める姿が少ないと思いました。生ビールを飲むのはもっぱら中高年層でした。

夜が更けてきて(販売は22時まで)も、酒を買い求める人はあまり増えません。昔の話を聞けば、「高校生がビールやカクテル飲んで大騒ぎして酔い潰れる」というのも風物詩だったようですが、(今は未成年者に酒を売らないことがかなり徹底しているとはいえ)そんな若気の至りを感じさせる場面にはあまり出くわしませんでした。

祭りが終わると、おもむろに皆帰っていく。健全でいいですが、そんなもんなのかなというのを感じたところです。

4.終わってみて・・・来年のリベンジへ

こういった出店での物売りは初めて経験しましたが、正直、悔しかったです。

となりで営業していた“かき氷屋(宍道支部)”にものすごい行列ができました。暑かったこともあるでしょう。しかし、人が並び過ぎて我々の店の前が閑散とする時間が続きました。いったんそういう状況ができると、その流れを変えるのが中々難しい。ポップを持って大声で叫んでも中々人は寄ってきません。行列に並ぶ人の視線が「ヒマそうで気の毒に」と言っているようで、気持ちがくじけそうになります。

本業でやっている訳でなく、たかが出店かもしれませんが、商売の基本を色々なところで垣間見るとともに、足らない部分も多々感じるところです。来年も出店するのだと思いますが、なんとかリベンジしたい気分です。

メインイベントの花火・・・残念ながら撮影失敗

最後に、水郷祭の花火、久々に見ました。2日連続。会場からは結構近くで見えて良かったです。夏らしかった。