協和地建コンサルタントでは、2010年3月19日(金)に、松江市道路愛護団推進事業として、道路環境の保全活動を実施しました。
松江市道路愛護団事業は、地域住民や市内企業が結成する「道路愛護団」が、道路の除草や側溝の清掃などのボランティア活動を実施し、自らの手で生活道路周辺の環境を良くしていこうとするものです。当社も今年度から登録し、2009年10月30日に第1回目を実施しました。今回が2回目です。
当社など、建設コンサルタントの業界では、いわゆる“年度末”は大変忙しく中々手が取れないのですが、当社は幸い(?)にも何とか人出を確保することが出きましたので、作業を実施しました。この道路愛護団は、沿道の草刈りや側溝清掃等をすると、松江市から若干の経費を頂けるのですが、年間2回以上の活動が条件となっており、年度末を控え急ぎ実施したというのが実情です。
さて、当社は松江市八雲町に倉庫を設置しており、その倉庫沿いの道路を対象に活動をしています。第1回目は除草作業をしましたが、今回は、側溝清掃作業を実施しました。当初、初回と同様に除草作業を計画していたのですが、季節的なこともあり思いのほか草が生えていなかったので、側溝清掃作業に変更しました。草の生える時期も把握せず除草作業の計画を立てていたことが露呈した訳で、恥ずかしい限りです。
さて、その“側溝清掃”ですが、結構大変でした。
なにぶん山の中の路線なので、側溝には砂だけでなく木の葉・枝があり、さらに草の根が深く入り込んでいるなど、場所によって状況が違うので、中々作業が進みません。また、草刈りであれば草刈り機でどんどん刈っていけばいいのですが、この場合は溝を掘ったり、草の根を切ったりという作業に鍬やらスコップやら色々な道具が必要で、中々重労働です。夏場の暑い時期や、雨降りなどの場合はちょっと厳しいなという印象です。当日は、幸いにも天候も良く、気温もほどほどで作業しやすかったのが幸いでした。
終わった後の感想としては、草刈りの方が作業した後の見栄えがいいので、“作業をした感じがするな”というのが正直なところです。もちろん、側溝清掃作業もキレイになっていいのですが、正直、重労働過ぎます。来年度は時期をよく考えて、草刈りを2回しようと考えています。
前回実施してからおよそ半年がたっていますが、ごみも結構集まりました。この路線は山間の谷筋をつなぐ道路で、沿道にはほとんど家がありません。ポイ捨てに適した環境なのは間違いありませんが、交通量も限られます。地元の自治会でも年に1回ごみ拾いをされるのですが、それでも、これだけごみが捨てられるのには少し驚きます。
道路に限らず一旦汚くなると、ごみを捨てる人が増えていくものだそうなので、まめに草を刈り、ごみを拾ってきれいな沿道の環境を作っておくことが重要だろうと思います。そういった意味で、我々の活動が少しでも地域の美化に貢献できればと考えています。